先ほどカナディアンタイヤ(ホームセンターとオートバックスがくっついたようなお店)のカタログを見ていたら、なんとこれまでこちらで見たことのないママチャリのようなものが……!
とうとうウィニペグにもママチャリ上陸か?! Low Maintenance、なんと素晴らしい響き! 109.99ドル?! 安くね?! と思ったら後ろのチャイルドシートのみで 109.99ドルだった……自転車本体 609.99ドル。日本だったらもう数万出せば電動自転車買えるよね……
私は2011年にウィニペグに来てから3台自転車をダメにしてて「メンテナンスきちんとしてないからじゃ?」「扱いが荒いのでは?」とか言われるんだけど! タイヤの空気圧とチェーンの油さしには気を遣ってたし、日本のママチャリはそれさえやってれば、たまのパンク修理と数年に1回のタイヤ交換で10年以上乗れるんだよ! 月1ペースでパンクするのは道が悪いせいで仕方がないけど、新品で買ったのに数か月もしないうちに走行中にネジが外れて飛んでいったり、異音がするとか絶対におかしい。私の扱いのせいだけだなんて絶対に認めませんことよ……!
私にとって自転車とは短中距離の移動と運搬の手段でしかないので、ファッション性とかスピードが出るだとかはどうでもよくて、ひたすらローメンテで耐久性にすぐれた荷物をたくさん運べる自転車がほしいのです。なのにこっちで売ってるチャリときたら、カゴも荷台もないし、泥除けもライトもついてないし、「故障しますよー」と最初から言わんばかりに、何段ものギアがついててですね。こんなフラットランドの街乗りにギアなぞいらんわ! 高いお金払って後付けしたカゴも泥除けも数週間で緩んでガタガタになるし、もうほんとこいつらの耐久性のなさ、貧弱さにうんざりしてて乗るのやめたんですよ。
でもやっぱあると便利なんですよね。徒歩30分、チャリで10分の距離なのにバスだとすごく遠回りになって徒歩と変わらないか、下手したらそれ以上かかってしまうとか、そういうところはどこに住んでてもあるんで。そんな時にこれを発見しましてね。
100人集まったらオランダ製のリファービッシュシングルスピード自転車をまとめて輸入して1台 $250 で売りますてプロジェクト。前後泥除け・後ろに荷台・本体に鍵・キックスタンド付。もしかしたら:前カゴ・コースターブレーキ・ベル・ライト付。日本じゃ当たり前のママチャリスペックだけど、こっちではそんなチャリ $250 なんかで売ってないのよ。日本からママチャリ持ってこようと思って検索もしてみたけど、タイヤとチューブをこっちで交換する時、サイズ合うのあるかわからんし、いいなと思うのはどれもギア付だから(メンテナンスめんどいのでシングルギアがいい)諦めた。オランダは自転車大国で、日常的に皆が乗るようなもんだから耐久性にも優れて寒さにも強いらしい。ウィニペグにピッタリじゃないですか。
ママチャリも人気なオランダの自転車都市アムステルダム | ハッカペル
なぜオランダが「自転車大国」なのかという知られざるその理由 – GIGAZINE
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日本の自転車とこんなに違う?世界屈指の自転車大国「オランダ・ベルギー」に行ってきた | TABIPPO
って申し込んだんだけど、なかなか100人希望者集まらなくてね、もう1年半も待ってるんだ。結局2度目の締め切りにも76人しか集まらなかったんだけどさ、もう残りは売れると信じて100台輸入しちゃうらしい。この春には届く届くって言ってるんだけど、まだ正確な到着日時はアナウンスされてない。。夏までには届くといいんだけど。
最新情報はツイッターでチェックできます。今からでも一口乗れますよ。どうですか。この夏、一緒にダッチバイクでグロッサリーショッピングと洒落込みませんか。